韓国のサンヨン(双竜)自動車は9月10日、フランスで9月27日に開幕するパリモーターショー12において、コンセプトカーの『e-XIV』を初公開すると発表した。
もともと1954年、商用メーカーとして創業後、1986年に双竜グループに買収。その後、韓国の大宇、中国の上海汽車と目まぐるしく親会社が変わった後、2009年1月に経営破綻。2010年、インドのマヒンドラ&マヒンドラ社の傘下に入り、再出発したのがサンヨン自動車だ。
同社が今年のパリモーターショーで初公開するe-XIVは、EVコンセプトカー。ボディサイズは、全長4160×全幅1790×全高1575mm、ホイールベース2600mm。欧州Bセグメントに属するクロスオーバー車を提案する。
EVパワートレーンの中身は、現時点では未公表。ただし、サンヨンは「レンジエクステンダーEV」と説明しており、発電専用の小排気量ガソリンエンジンを搭載したシステムとなる。
サンヨンは、e-XIVのティーザーイメージを3点公開。爽快感を演出するガラスルーフには、ソーラーパネルが内蔵されているのが見て取れる。