欧州日産は9月11日、ドイツで9月19日に開幕する欧州最大規模の商用車ショー、ハノーバーモーターショー12において、『e-NV200パネルバンコンセプト』を初公開すると発表した。
同車は日産の小型商用車、『NV200』(日本名:『NV200バネット』)をベースに開発されたEV、『e-NV200』を基本に、パネルバンを提案したコンセプトカー。e-NV200は、『リーフ』に続く日産の市販EV第二弾。ビジネスユーザーやファミリー向けに、フレキシブルでゆったりとした室内空間を備えているのが特徴だ。
EVパワートレーンは、『リーフ』と基本的に共通。モーターは最大出力109ps、最大トルク28.6kgmを発生する。二次電池は、48個のコンパクトなバッテリーモジュールで構成されるリチウムイオンバッテリー。
e-NV200は2013年度から、スペインのバルセロナ工場で生産されることが決定済み。欧州日産は現時点で、e-NV200パネルバンコンセプトのティーザー画像を1点のみ、公開している。