メルセデスベンツのスーパーカー、『SLS AMG』。同車の市販EVバージョンが9月27日、フランスで開幕するパリモーターショー12でベールを脱ぐことが判明した。
これは9月17日、メルセデスベンツが明らかにしたもの。これまで、『SLS AMG E‐CELL』の名前で開発されてきたEVだが、市販版は『SLS AMGクーペ エレクトリックドライブ』として、パリモーターショー12でワールドプレミアを飾ると告げられたのだ。
メルセデスベンツSLS AMG E-CELLは、2010年7月に初公開。4輪の近くに独立した4個の小型モーターを搭載。トータルで最大出力533ps、最大トルク89.7kgmを引き出す。
二次電池はリチウムイオンバッテリーで、エンジンベイ後部、センタートンネル、シート後方の3か所に配置。蓄電容量はトータル48kWhだ。発進時から89.7kgmの最大トルクを引き出すモーターの特性を生かし、0-100km/h加速は4秒以内と、ガソリン仕様と同等のパフォーマンスが追求される。
現時点では、SLS AMGクーペ エレクトリックドライブの詳細や画像は未公表。ただし、2013年に市販されることは決定済みだ。