パナソニック、HIT太陽電池モジュールの高いPID耐性を実証

自動車 ビジネス 企業動向
パナソニック・HIT太陽電池
パナソニック・HIT太陽電池 全 2 枚 拡大写真
パナソニックグループ エナジー社は、同社製HIT太陽電池モジュールがPID(電圧誘起出力低下)に対して高い耐性を有することを、社内および第三者機関の検証結果により実証した。

PID現象とは、太陽電池モジュールでモジュール内部回路(太陽電池セル)と接地されたフレームとの間に高電圧がかけられた状態で、温度や湿度などの外部要因が加わった場合に生じることがある出力低下現象で、太陽光発電システム全体の総出力を低下させる恐れがある。一般にシステム電圧が高く、高温多湿な環境において起こりやすいとされている。

HIT太陽電池は、欧州、米国、日本のこれまでの市場実績においてPID現象の発生の報告がまったくないことや、第三者機関で実施した摂氏60度、相対湿度85%、電圧1000V、試験時間96時間という厳しい試験においても出力低下が起こらなかったことなどから、極めて高いPID耐性を有することを実証した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  2. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  3. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
  4. スバル『BRZ』、2026年モデルを米国発表…価格据え置きで2026年初頭発売へ
  5. トヨタ『ヤリスクロス』と『カローラクロス』の約10万台にリコール…パノラミックビューで映像が確認できない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る