フォルクスワーゲン、インド新工場計画を白紙撤回か

モータースポーツ/エンタメ 出版物
VWポロ(インド仕様)
VWポロ(インド仕様) 全 2 枚 拡大写真

市場シェアを拡大しようと、各自動車メーカーが積極的に工場を建設しているインド。そのインドで、フォルクスワーゲングループが進めていた新工場の建設計画が、白紙撤回される可能性が出てきた。

これは9月15日、インドの『ビジネスライン』が伝えたもの。同メディアのインタビューに応じたフォルクスワーゲングループインディアのJohn Chacko社長は、インド西部マハラシュトラ州で建設予定の新工場に関して、「計画を白紙撤回する可能性がある」と明かしたというのだ。

計画を白紙撤回する理由について、同社長は、「マハラシュトラ州政府は税の還付に制限を設ける方針。これは容認できない」と述べたという。

インド新車市場(乗用車)では、マルチスズキが圧倒的シェアを握る。これを韓国のヒュンダイモーターと、地元のタタモーターズが追いかけ、トップ3を形成している。

フォルクスワーゲングループは2009年、インド・マハラシュトラ州のチャカン工場を稼働。『ポロ』やシュコダ『ファビア』を生産中だ。トップ3を追撃するフォルクスワーゲンにとって、新工場の建設計画が撤回されれば、同社のインドでの成長計画に大きな狂いが生じることになる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る