【EVEX 12】超小型EV用プラットフォーム、40万円以下で販売を…TGMY

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
TGMYブース(EVEX 12)
TGMYブース(EVEX 12) 全 2 枚 拡大写真
親子二人で力を合わせて電気自動車(EV)の開発に取り組んでいる零細企業、TGMYは「電気自動車開発技術展(EVEX)2012」に超小型EV用プラットフォームを出品した。

このプラットフォームは二人で3か月かけて製作したもので、軸離1700mm、輪離1100mm、重量約180kg(除く電池)、車台の床に当たる部分に電池が入るようになっている。「ボディは使用者が目的や用途に応じて自由につけてくださいという仕組みです」と息子の芦田昌和取締役は説明する。

現在、見本をサンプル出荷しているところで、超小型モビリティの法整備ができ次第、本格的に販売する計画だ。価格についてもできるだけ抑える方向で「今後、既存の車部品の流用化などで工夫していき、何とか40万円以下で販売をしていきたい。そうすれば、納入先の業者がボディなどをつけて70万円ほどで売れるのではないか」と父親の芦田隆社長は説明する。

TGMYが本社を置く大阪地区は今、家電不況のあおりを受けて、経営ピンチに陥っている中小企業が少なくない。「このEV事業でなんとか大阪を元気づけたい」と隆社長は強調し、自社の利益よりも大阪の発展を望んでいた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. ホンダ『プレリュード』新型、気になるライバルたち
  5. 衝突試験、1回の費用はおいくら? ホンダ栃木四輪開発センターで見学
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る