東海ゴム、ベトナムに初の現地法人設立…二輪車用ホースなどを生産

自動車 ビジネス 海外マーケット

東海ゴム工業は、ベトナム・ハーナム省に二輪車用樹脂ホースの製造・販売子会社「トーカイ ラバー ホース ベトナム(TRHV)」を設立し、2013年1月に生産を開始すると発表した。

ベトナムでは、経済成長を背景に二輪車の普及が進んでおり、東南アジアでインドネシアに続く第2位の二輪車市場となっている。同社では、ベトナムで増産を進める日系二輪車メーカーに対応するため、同国での現地生産を行う。

同社では、TRHVの新工場を2013年度下半期に完成させる計画だが、早い段階で製品納入を行うため、新工場完成までの間は住友電気工業グループの現地法人の工場を借りて生産を行う。

同社グループは、2015年度を最終年度とする中期経営計画「2015年 TRI GROUP VISION」で、成長市場であるアジア地域での市場獲得を重要な経営戦略に位置づけている。東南アジアでは、タイとインドネシアに自動車用品などの生産拠点を置いているが、今回新たにベトナムに進出することで、成長市場での事業基盤の強化を図る。

新会社の資本金は約2億2000万円。2018年度に約7億円の売上を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る