日産自動車が発表した2012年8月の国内生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同月比0.5%増の38万7062台となり、8月としては過去最高を記録。また16か月連続で前年同期を上回った。
海外生産は、同1.1%増の29万8966台で、8月としては過去最高を記録。中国で大きく減少したものの、米国および英国が好調だった。
国内生産は、新型『ノート』『セレナ』が台数増となったものの、『ムラーノ』の台数減により、同1.3%減の8万8096台と前年実績を下回った。
グローバル販売は、同5.2%増の38万0060台と前年実績を上回り、8月として過去最高を記録した。
国内販売は、同6.3%減の4万1727台。登録車では『セレナ』や新型『NV350キャラバン』が健闘したものの、『ラフェスタ ハイウェイスター』の反動減、『ノート』のモデル切り替えによる台数減が影響した。軽自動車は、同4.0%減の1万0331台と前年実績を下回った。
海外販売は、欧州や米国が好調で、同6.8%増の33万8333台と前年実績を上回り、8月としては過去最高を記録した。新型『アルティマ』『ヴァーサ』『ローグ』『インフィニティ JX』の純増が貢献した。
輸出は、同13.4%減の5万0106台と前年を下回った。北米向けは好調だったものの、欧州向けが不振だった。