【プジョー 208 発表】デザインの真髄は細部に宿る

自動車 ニューモデル 新型車
プジョー・208
プジョー・208 全 12 枚 拡大写真

11月1日より発売が開始される、プジョー『208』のフロントマスクは、ブジョーブランドの新たなアイデンティティを表現したものだという。

そう話すのは、プジョー・デザインマネージャーのピエール・オーティエ氏。「そのユニークなマスクは、小型化されスポーティなデザインとなりました。また、あたかも宙に浮いているように見えるフローティンググリルは軽快さを表現しているのです」。そして、「LEDポジションランプ付きのコンパクトなヘッドランプがフロントのデザインを引き立てています。同様にリアランプに特徴を持たせLEDとライトガイドを組み合わせた3つの光のラインから構成させています」と述べる。

オーティエ氏は208をデザインするにあたり、細部にまで注意を払ったと話す。「(フロントグリルにある)金属プレートに刻んだブランドネームなどがその例です。また、プジョーロゴの上にライオンをデザインし、そのエンブレムを囲む新しいラインは、ハイマウントストップランプにまで続き、クルマの背骨のような印象を与えます」。そして、「リアランプはハッチバック部分とサイドパネルを視覚的につなげ、これにより、コンパクトでありながら、力強い印象を与え、シャープで筋肉質なボディデザインに仕上がりました」

プジョー・デザインディレクターのジル・ヴィダル氏は、「デリケートでありながら、スマートなバランス。それこそ私が、この208で気に入っている部分なのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. 「見れば見るほど味が出てくる」新型日産『リーフ』のエクステリアがSNSで話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る