【パリモーターショー12】ジャガーの新型オープン、Fタイプ 発表…最高速300km/h

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ジャガー Fタイプ
ジャガー Fタイプ 全 10 枚 拡大写真
英国ジャガーカーズは9月26日、フランスで9月27日に開幕するパリモーターショー12のプレビューイベントをロダン美術館で開催し、新型スポーツカーの『Fタイプ』(F-TYPE)を初公開した。

Fタイプは2011年9月、フランクフルトモーターショー11に出品されたコンセプトスポーツカー、『C-X16』の量産バージョン。クーペのC-X16とは異なり、Fタイプはオープンボディとなった。ジャガーカーズの歴史に燦然と輝くスポーツカーの名車といえば、『Eタイプ』がある。Fタイプは、これに倣ったネーミング。

その後、2012年4月のニューヨークモーターショー12では、Fタイプの開発計画を公表。オールアルミ製ボディに、2シーターの室内を備えたオープンスポーツカーとアナウンスされた。ルーフは電動ソフトトップ。最上級スポーツカーの『XK』シリーズよりもひと回り小さなボディを持ち、前後重量配分は理想的なバランスが追求される。

Fタイプのパワートレインは、ガソリン3種類で、全てスーパーチャージャー。ベースユニットは、すでに2013年モデルの『XJ』と『XF』に搭載された3.0リットルV型6気筒スーパーチャージャーで、最大出力は340ps。0‐100km/h加速は5.3秒、最高速は260km/hだ。

「FタイプS」が積む3.0リットルV6スーパーチャージャーは、XJとXFにはない高出力版。こちらは、最大出力380psを引き出す。0‐100km/hを4.9秒で駆け抜け、最高速は275km/hに到達する。

トップグレードの「FタイプV8 S」には、5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャーを搭載。最大出力は495ps、最大トルクは63.7kgmを発生する。0‐100km/h加速は4.3秒、最高速は300km/h(リミッター作動)の実力だ。

トランスミッションは、全車がアイドリングストップ付きの8速AT。ベースユニットの340ps仕様では、CO2排出量は209g/kmに抑えられる。

《森脇稔》

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