【福祉機器展12】すでに1500台の受注も…ホンダN BOX+を中心に出展

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ N BOX+
ホンダ N BOX+ 全 9 枚 拡大写真

ホンダは、国際福祉機器展2012において軽乗用車『N BOX+』の車いす仕様車をはじめとする介護車両を出展した。

N BOX+は標準モデルの『N BOX』に比べ荷室スペースを拡大。室内の広さと多様な荷室アレンジを活かし、利用者に開放感のある車内空間を提供する。斜めの床面フロアは車いす仕様車を前提に設計され、床面に倒せるスロープ「ユニバーサルブリッジ」の採用など、様々なユーザーへの配慮や工夫が施されている。

目標の3倍以上の売上を記録している同車の影響は、福祉車両の試乗や展示車を用意する福祉販売網「オレンジディーラー制度」の強化にも見て取れる。「すでに目標3000台の半分である1500台の特別仕様車を受注しており、現状の課題はできるだけお客様をお待たせしないことです。」と語るのは、福祉の視点からもN BOX+の開発を推し進めた開発責任者である、四輪R&Dセンター LPL 主任研究員の浅木泰昭氏。

「今まで親の介護や福祉車両のことを意識しなかったお客様にも、N BOX+は役立つかもという考えを持って頂ければと考えています。このイベントでもこの車の反響を実感していまして、これからがますます楽しみです。ただ、車いす仕様は後付けキットの販売も予定してますが、部品供給が追いついていない状態なので、メーカーさんに部品供給を調整するなど対応していきます」と現状の問題と方針を語った。

《山本 一雄》

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