全体相場は反落。
米国株高を受け、寄り付きは買いが先行。しかし、買い一巡後は伸び悩み。中国・上海などアジア市場は堅調な動きとなったが、対ドルでの円高進行を嫌気し無反応。
週末控えとあって市場は模様眺めムードが支配的。引けにかけて下げ幅を拡大し、平均株価は前日比79円71銭安の8870円16銭と反落して引けた。
円相場が1ドル=77円台半ばに強含んだことが嫌気され、自動車株はほぼ全面安。
ホンダが66円安の2397円と反落。バングラデシュで二輪の生産・販売合弁会社を年内に設立すると報道されたが、株価は無反応だった。
トヨタ自動車も75円安の3040円と反落。
スズキ、マツダが反落し、日野自動車、ダイハツ工業、富士重工がさえない。
こうした中、日産自動車が2円高の665円と3日ぶりに反発。中国減産の報道を嫌気した売りに押されてきたが、700円を大きく割り込んだことで値ごろ感からの買いが入ったもよう。
三菱自動車が72円、いすゞが377円で前日比変わらず。