【パリモーターショー12】ランボルギーニ アヴェンタドールに2013年型…気筒休止で燃費7%向上
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デビューから1年を経て登場した2013年モデルは、早くも進化を遂げた。その内容は、スーパーカーといえども避けては通れない環境への対応だ。
2013年モデルのハイライトが、気筒休止システム、「CDS」の採用。6.5リットルV型12気筒ガソリンエンジンは、高速道路におけるクルージング時など135km/h以下で走行中、半分の6気筒を停止する。これにより、燃費は最大で7%、CO2排出量は最大で20%改善する。
この気筒休止システムには、アイドリングストップと同様の最新のエンジン停止&再始動技術を導入。気筒休止時にドライバーがアクセルを踏み込めば、わずか180ミリセコンドで残りの6気筒が再始動する。その際、バッテリーに代わる大容量のキャパシタを使うことで、3kgの軽量化も実現した。
なお、この気筒休止システム、ダッシュボードのスイッチ操作で、作動をオフにすることもできる。
《森脇稔》