ソーシャルメディアの活用、採用活動には慎重

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(学生調査)現在の活動内容
(学生調査)現在の活動内容 全 2 枚 拡大写真

 エン・ジャパンは9月28日、2014年卒業予定の大学生・大学院生を対象とした「就職・採用活動アンケート」の集計結果を発表した。ソーシャルメディアを採用活動に活用している企業は11.2%に留まり、管理しきれないなど慎重な様子がうかがえる結果となった。

 学生調査は、2012年9月7日~9月18日に同社が運営する「en」学生の就職情報2014に登録するモニター学生を対象に、E-mailによるWeb投票画面の配信を行い、562名の回答を得た。一方、企業調査は、「en」学生の就職情報パートナーズNEWSに登録する担当者を対象にE-mailによるWeb投票画面の配信を行い、337件の回答を得た。

 学生の現在の活動内容について、もっとも多いのが「インターンシップ」22.6%(前年30.7%)、次いで「就職サイト登録」19.8%(前年16.8%)、「自己分析」11.7%(前年18.6%)の順に多い。

 来月の活動内容について、もっとも多いのが「業界研究」18.5%(前年25.3%)、次いで「自己分析」17.3%(前年13.3%)、「企業研究」15.3%(前年18.4%)の順に多い。

 ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアの就職・採用活動への活用状況はどうだろうか?

 学生は、全体の87.5%がソーシャルメディアのアカウントを保有しており、そのうち就職活動に利用している学生は43.5%(前年43.1%)で、ほぼ前年並みとなった。就職活動にソーシャルメディアを利用する理由は「最新の情報を知る」が71.4%(前年62.7%)で最多となっている。

 また、就職活動利用時の役立ち度は、全体の70.9%が「役に立っている」と回答している。一方、就職活動にソーシャルディアを利用していない学生も61.7%が「今後利用したいと思う」と回答している。

 企業は、全体の11.2%がソーシャルメディアを採用活動に活用している。規模別では「300名~1,000名」の企業が18.5%ともっとも活用率が高い。ソーシャルメディアを活用していない企業の今後の利用意思は「利用したくない(69.8%)」が「利用したい(30.2%)」を上回っている。利用したくない意見に「管理しきれない。万が一炎上した場合、対処しきれない。」があり、企業側のソーシャルメディア活用は、学生ほど積極的ではないようだ。

《工藤 めぐみ@RBB TODAY》

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