【パリモーターショー12】韓国サンヨン、e-XIV 初公開…レンジエクステンダーEV

自動車 ニューモデル モーターショー
韓国サンヨン e-XIV(パリモーターショー12)
韓国サンヨン e-XIV(パリモーターショー12) 全 9 枚 拡大写真

韓国のサンヨン(双竜)自動車は9月27日、フランスで開幕したパリモーターショー12において、コンセプトカーの『e-XIV』を初公開した。

同車は、EVコンセプトカー。ボディサイズは、全長4160×全幅1790×全高1575mm、ホイールベース2600mm。欧州Bセグメントに属するクロスオーバー車の提案だ。

e-XIV は、発電専用の小排気量ガソリンエンジンを搭載した、いわゆる「レンジエクステンダーEV」。基本はモーター(最大出力109ps)だけで走行するEVで、最大80kmをゼロエミッション走行する。

二次電池は、蓄電容量16kWhのリチウムイオンバッテリー。残量が少なくなると、発電専用の1.0リットル2気筒ガソリンエンジンが始動。ジェネレーターを回してモーターに電力を供給するとともに、バッテリーを充電する。これにより、最大航続可能距離は600kmまで伸びる仕組みだ。

EVモードの効果もあって、CO2排出量は45g/kmと非常に優秀。ルーフにはソーラーパネルを備え、バッテリーの充電をサポート。エアコンやオーディオ用の電力としても活用される。

もともと1954年、商用メーカーとして創業後、1986年に双竜グループに買収。その後、韓国の大宇、中国の上海汽車と目まぐるしく親会社が変わった後、2009年1月に経営破綻。2010年、インドのマヒンドラ&マヒンドラ社の傘下に入り、再出発したのがサンヨン自動車だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る