【パリモーターショー12】再生の切り札に…オペルの新コンパクト、アダム

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オペル アダム(パリモーターショー12)
オペル アダム(パリモーターショー12) 全 11 枚 拡大写真

GMの欧州部門のオペル/ボクスホールは9月27日、フランスで開幕したパリモーターショー12において、新型車の『アダム』(ADAM)をワールドプレミアした。

経営再建中のオペルにとって、アダムは重要モデル。それは、オペルの新たな入門モデルの役割を担うのがアダムであり、オペルに若い顧客を呼び込むという使命が与えられているからだ。

ターゲットは、MINIのハッチバックやフィアット『500』。アダムのボディサイズは全長3700mm、全幅1720mm、ホイールベース2311mm。MINIのハッチバックと比較すると、アダムの全長は23mm短く、ホイールベースは156mmコンパクト。フィアット500との比較では、アダムの全長は154mm大きい。欧州のデザインチームが手がけたアダムの3ドアハッチバックボディは、特徴的なルーフデザインが目を引く。

インテリアは4シーターの設計。ボディカラーと同じ色をステアリングホイールやシフトレバー、サイドブレーキレバーにアクセントとして使うなど、若いユーザーを意識した演出が施される。

搭載エンジンに関しては、当面、4気筒ガソリン3機種を用意。1.2リットルは最大出力70ps。1.4リットルは最大出力87psと100psを発生する。オプションでアイドンリングストップを設定。最も環境性能に優れるグレードは、欧州複合モード燃費24km/リットル、CO2排出量118kg/kmを実現した。

アダムは欧州主要国で2013年初頭から、販売がスタートする予定。英国でのベース価格は、1万1255ポンド(約140万円)と公表されている。

《森脇稔》

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