インド乗用車市場で第2位の韓国ヒュンダイモーター(現代自動車)のインド法人、ヒュンダイモーターインディアリミテッドは10月1日、9月のインド新車販売の結果を公表した。
同社の発表によると、9月の総販売台数(輸出を含む)は、5万3558台。前年同月比は7.3%減と、2か月連続で前年実績を割り込んだ。
5万3558台の内訳は、インド国内販売分が3万0851台。前年同月比は14.2%減と、マイナスに転じた。一方、輸出分は2万2707台となり、前年同月比は3.9%増と2か月ぶりに前年実績を上回る。
インド国内販売では、サブコンパクトカー(A2セグメント)の『EON』、『サントロ』、『i10』、『i20』が、合計で4万6414台と最多。コンパクトカー(A3セグメント)の『アクセント』『ヴェルナ』が、6287台でこれに続いた。A4セグメントの『エラントラ』は781台。SUVの『サンタフェ』は56台、中型セダン(A5セグメント)の『ソナタ』は20台を登録した。
ヒュンダイモーターインディアリミテッドのRakesh Srivastava国内販売担当副社長は、「間もなく迎えるフェスティバルシーズンに、販売が上向くことを期待したい」と語っている。