三角停止板の夜間視認性を検証…JAF

自動車 ビジネス 企業動向
JAF・三角停止板の夜間視認性
JAF・三角停止板の夜間視認性 全 2 枚 拡大写真
JAF(日本自動車連盟)は、故障や事故で高速道路上に停車する際、車両の後方に置くことが義務付けられている停止表示器材(三角停止表示板)の夜間の視認性を検証した映像を制作、ホームページに公開した。

検証は、開通前の高速道路を利用し、モニターが実際に走行し、夜間、路肩に停車した車両の後方に三角停止表示版を置いた場合と置かない場合の見え方の違いを比較した。

どのモニターも停止表示板が置かれている方が停車車両の存在をより早く認識でき、停止表示板がないと、追突の危険性が高い距離に近づくまで視認できないこともあった。

事故に遭った車両は、思わぬ方向を向いて停車していることもあり、車線に対してヨコ向きに停車している場合は、側面に反射器が付いていないため、進行方向に向いて停車している車両に比べ、視認が遅れることも確認された。

警察庁の発表によると、高速道路における交通死亡事故は増加傾向にあり、今年8月末現在で134件発生し、死者数は157人となっている。中でも、別の事故や故障によって停車中の車両に後続車両が衝突する二次的事故が夜間に多く発生している。

JAFでは、事故や故障で高速道路上に停車する際はハザードランプや停止表示器材、発炎筒などの対策をしたあと、車内で救援を待たず、ガードレールの外など安全な場所に避難するよう呼び掛けている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  3. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  4. メルセデスベンツ『Gクラス』、オープン「カブリオレ」復活へ
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る