9月のメルセデス米国新車販売、8.7%増…Cクラス が牽引
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乗用車系では、米国におけるメルセデスベンツの入門車、『Cクラス』が前年同月比14.7%増の7872台と牽引。一方、『Eクラス』は5.8%減の4826台と、引き続き減少傾向を示す。『Sクラス』も36.1%減の925台と、4か月連続のマイナスだ。
スポーツカーでは、新型『SLクラス』が前年同月実績に対して約9倍の621台を販売。『SLKクラス』も115.5%増の416台と、2か月連続のプラス。スーパーカーの『SLS AMG』は、48%増の37台を登録する。
SUV系では、主力の『Mクラス』が前年同月比1.5%減の2439台と、2か月ぶりの前年実績割れ。そのロングボディ版の『GLクラス』は、新型投入を控えて22.9%減の1960台と減少した。『GLKクラス』は65.8%増の3206台と、引き続き伸びている。
メルセデスベンツの2012年1-9月米国新車販売は、前年同期比16.7%増の21万4331台。メルセデスベンツUSAのスティーブ・キャノン社長兼CEOは、「2012年の販売新記録に向けて順調な足取り。需要が供給を上回るペースだ」とコメントしている。
《森脇稔》