韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは10月2日、9月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、9月としては過去最高の4万8105台。前年同月比は35.1%増と大きく伸び、25か月連続で前年実績を上回った。
乗用車系では、ミッドサイズセダンの『オプティマ』が、前年同月比231%増の1万4304台と牽引。小型トールワゴンの『ソウル』は、9467台を売り上げ、前年同月比42%増と2か月連続で前年実績を上回った。入門コンパクトカーの『リオ』も、前年実績の約17倍の3171台と人気。
SUV系では、主力の『ソレント』が前年同月比9.4%減の1万0066台と3か月連続の前年実績割れ。『スポーテージ』も、19.6%減の2884台と引き続き減少傾向だ。
キアモーターズの2012年1‐9月米国新車販売は、前年同期比18.4%増の43万4914台。過去5年間で、最も急成長を遂げた自動車メーカーになるという。キアモータースアメリカのB. M. Ahn社長兼CEOは、「我々は顧客のニーズや期待を理解するよう努力し、顧客の生活を豊かにする商品を開発している」とコメントしている。