【パリモーターショー12】MINI クロスオーバー に ペースマン…ラインナップ拡大への序章

自動車 ニューモデル モーターショー
MINI ペースマン(パリモーターショー12)
MINI ペースマン(パリモーターショー12) 全 11 枚 拡大写真

9月27日、フランスで開幕したパリモーターショー12。MINIブースの主役は、『ペースマン』が務めた。

MINIは2011年1月、デトロイトモーターショー11にコンセプトカーのペースマンを出品。そのネーミングのまま、今回市販版がデビューした。ペースマンは、MINI『カントリーマン』(日本名:MINI『クロスオーバー』)のクーペバージョンだ。

MINIペースマンのボディサイズは、全長4109×全幅1786×全高1518mm、ホイールベース2596mm。MINIクロスオーバーと比較すると、全高は約30mm低い。窓回りやリアスタイルはペースマンの専用デザインとなっており、MINIクロスオーバーよりもスポーティさが強調される。

パワートレインは、MINIクロスオーバー譲り。ガソリンエンジンの最強グレードの「クーパーSペースマンALL4」は、直噴1.6リットル直列4気筒ターボエンジンを積む。最大出力は184ps、最大トルクは24.5kgm(オーバーブースト時は26.5kgm)。0‐100km/h加速は7.8秒、最高速は212km/hの性能だ。

ところでBMWグループは2012年7月、MINIの英国工場へ2015年末までに、2億5000万ポンド(約310億円)を追加投資すると発表。中期的に10の新型車を生産するための投資だ。今回のペースマンの発表は、MINIのラインナップ拡大策の序章に過ぎないと言える。

《森脇稔》

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