会計検査院、高速道路3社にETCコーポレートカード交換期限の見直しを指示

自動車 社会 行政

会計検査院は、東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路に対してETCコーポレートカードの交換期限が短いとして交換期限の見直しを求めた。

高速道路3社は、大口・多額利用者に対する割引制度の適用を受けられるETCコーポレートカードを1台に付1枚を発行している。ETCコーポレートカードの交換期限は、長年使用することで生ずる変形や摩耗による料金所での課金エラー防止やコーポレートカードの交換時期に合わせて次期の支払保証の確認事務を行うことによる支払保証の確実性の担保などを理由に、4年間に設定している。

しかし、旧・日本道路公団が設定した一般カードは5年間の使用に耐えられる仕様で、コーポレートカードの実際の破損による再発行の割合も1~2%台と低い。

このため、会計検査院はコーポレートカードの交換期限を一般カードと同様、少なくとも5年間に延ばすことを求めた。

カード交換期限の1年間の延長で、カードの調達費用が5年間で合計1億8677万円節約できるとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  4. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  5. 「最もインテリジェント」メルセデスベンツ『CLA』新型を日本初公開…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る