【CEATEC 12】シャープ渾身のIGZO液晶
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IGZO液晶は、インジウム、ガリウム・亜鉛から構成される酸化物半導体(IGZO)を採用したパネルで、従来製品に比べて薄膜トランジスタが小型化され、1画素あたりの光の透過量を高めることができ、低消費電力かつ高品位な映像表示が実現されます。今年4月から初めて量産を開始したシャープはこのIGZO液晶をあらゆる分野に展開していく計画です。
CEATECのブースでは通常の液晶モニターから、スマートフォンやタブレット、テーブルトップなど様々な製品でIGZO液晶を採用したものがデモされていました。液晶モニターではセガの『ファンタシースターオンライン2』を用いて、既存のHD液晶と32型の4K2Kディスプレイを比較する形での展示がされていました。全く同じソースで、実際にサービスされているものを表示しているだけですが両者の違いは明確で、HD液晶ではジャギーが目立つ部分も細部まで鮮明に描き出されていました。
そのほか、シャープでは液晶と並んで力を入れている太陽光発電で、半透明のシースルー太陽電池を展示し注目を集めていました。半透明になることで窓ガラスなどでの採用も可能となり、設置する範囲が広がりそうです。
【CEATEC 2012】シャープ渾身のIGZO液晶で『PSO2』が更に美麗になっていた
《土本学@INSIDE》