ホンダの米国法人、アメリカンホンダは10月4日、『シビック』(先々代モデル)と北米専用SUVの『パイロット』の合計約82万台について、リコール(回収・無償修理)を行うと発表した。
今回のリコールは、2012年3月の発表に追加して実施されるもの。ヘッドライトのロービームに不具合があり、突然ライトが消えるというトラブルだ。この時は2002-2004年モデルの『CR-V』(2代目モデル)など、55万4000台がリコールの対象となっていた。
今回の追加リコールは、米国内で販売された2002-2003年モデルのシビックと、2003-2005年モデルのパイロットが対象。今回、合計82万台が追加リコールされたことで、同じ不具合によるリコールは、合計約137万台へ拡大した。
アメリカンホンダは、「この不具合による事故や負傷者の報告はない」と説明。交換部品が用意でき次第、リコール作業に着手する予定だ。