9月の米国ハイブリッド車販売、プリウス が依然強し

エコカー ハイブリッド
トヨタ・プリウス(米国仕様)
トヨタ・プリウス(米国仕様) 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車、ホンダ、フォードモーター。米国でハイブリッド乗用車をラインナップしている主要3社の、9月ハイブリッド車販売実績がまとまった。

各社の発表によると、9月に米国で最も売れたハイブリッド車は、引き続きトヨタ『プリウス』シリーズで、1万8932台。2万台には届かなかったものの、9月も前年同月実績に対して2倍と、大幅増を維持する。

1万8932台の内訳は、プリウスが前年同月比15.9%増の1万0806台と、全体の57%を占有。また、3月に追加された『プリウスc』(日本名:『アクア』)は3386台、『プリウスv』(日本名:『プリウスα』)はこれに次ぐ3088台を売り上げた。

レクサスブランドでは、『CT』や『GS』、『RX』などを合わせて3637台。前年同月比は54.7%増と、8月の10%増に対して大幅な伸びを示す。

ホンダは、『シビックハイブリッド』が前年同月比61.6%増の493台と好調。しかし、プリウスとの差は依然、大きい。また、『インサイト』は前年同月比52%減の246台、『CR-Z』は37.6%減の335台と、大幅な減少が続く。

フォードモーターでは、SUVの『エスケープ』が新型発売の影響で、前年同月比85.7%減の81台と、引き続き大幅な減少。一方、中型セダンの『フュージョン』は、前年同月実績62.7%増の898台と好調が持続する。リンカーンブランドでは、『MKZ』が71.6%増の781台と売れている。

《森脇稔》

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