レッドブル絶好調の秘密はダブルDRSではない?

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優勝したセバスチャン・ベッテル(レッドブル)
優勝したセバスチャン・ベッテル(レッドブル) 全 6 枚 拡大写真

セバスチャン・ベッテルは、シンガポールGPと日本GPの2連勝でドライバーズタイトルを狙う有力候補の一人として浮上した。

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レッドブルが導入したとされるダブルDRSの効果は気にかかるところだが、メルセデス方式がダクトで導いたエアを利用してフロントウイングを空力的に失速させるのに対し、レッドブル方式はビームウイング(リヤウイング最下段の翼)にエアを吹き付けて、ディフューザー効果も同時に失速させていると考えられている。その効果の程は、直近2戦の予選成績の突出を見れば明らかだが、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、チーム復調の理由はDDRSだけではないと発言した。

「一発で魔物を倒す銀の銃弾なんてありはしませんし、われわれのマシン性能が全部リヤウイングのおかげだとは考えられませんね。われわれがやったのはあらゆる箇所に改善を加え、少しずつ性能を築き上げるというオーソドックスな開発作業です」

「日本GPの分析をするなら、ピットストップタイムでわれわれが一番でした。したがって、ホームストレートで時速数キロを稼いだことで今のパフォーマンスが得られたと考えるのは正しくないでしょう」

レッドブルのDDRSが注目されたのは鈴鹿が最初だが、ホーナーによれば以前のレースでも金曜日フリー走行でも使ったことがあるそうだ。

「鈴鹿では燃料搭載量の大小、ロングラン、2種類のタイヤとあらゆる条件で高いペースを発揮しました。鈴鹿とレッドブルの相性が良かったのだと思っています。その一方で、F1マシンのパフォーマンスは移ろいやすいものであり、今回の勝利がこの先の保証にはならないこともわかっています。 チャンピオンシップは、事実上フェルナンドとセブ(ベッテル)との5回勝負となったのですから、われわれとしてもただただプッシュし続けて新たなパフォーマンスを追加するしかないと覚悟しています」

《編集部》

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