レッドブル・カート・ファイト、激戦を制した13歳

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
レッドブル・カート・ファイトのようす
レッドブル・カート・ファイトのようす 全 27 枚 拡大写真

F1をはじめさまざまなスポーツにスポンサードしているレッドブルが、2012年12月イタリアはボローニャで「世界一のアマチュアカートドライバー」を選ぶ大会を開催する。

プロドライバーの参加は認められないほか、体重の軽い選手はウエイト装着による重量調整が行われるなど、イコールコンディションを意識したレギュレーションとなっている

日本では7月から各地で予選が開催され、10月8日に東京都港区の東京プリンスホテルにて決勝大会が開催された。

走行が開始されたのは午後4時過ぎと、カート大会としては異例の時間。この大会には電池やライトの世界的企業であるエナジャイザーがスポンサーにつき、ナイトレースとして開催された。

決勝大会に残ったドライバーは35名。まずはタイムトライアルを行いA、Bの2クラスに分けてのセミファイナルでファイナルレースに参加する14名を選抜する予定だったが、セミファイナルレースで赤旗が相次ぎ、急遽クラスをA〜Dの4つに分割してセミファイナルを実施し、ファイナルレースへの参加ドライバーを決定した。

20周で行われた決勝レースでは、ポールショットを決めたドライバーがクラッシュしてリタイヤするなどのトラブルも発生。激しい戦いのすえ、兵庫県西宮市から参加した13歳の澤田真治選手が優勝。ボローニャでの決勝大会への切符を手にした。

セミファイナルBとCのあいだには、レーシングカートでの速さが注目されているアイドルの南明菜さんと、前日にF1日本GPで決勝レースを行ったばかりのマーク・ウェバー選手も登場。デモンストレーションランを行うなど、大サービスのイベントだった。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る