フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは10月10日、9月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、9月としては過去最高の5万9570台。前年同月比は35%の大幅増で、6か月連続で前年実績を上回った。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォードマツダ(CFMA)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
長安フォードマツダの9月販売のうち、フォードブランドは前年同月比55%増の4万3501台と、初の4万台超え。販売の主力は、4月に発売された新型『フォーカス』。『モンデオ』も支持を集めた。
また、江鈴汽車の9月実績は、前年同月比0.5%減の1万5468台。こちらは、商用車の『トランジット コネクト』が主力車種だ。
フォードモーターの2012年1‐9月中国新車販売は、42万8083台。前年同期比は11%増だった。同社は2011年、2015年までに中国市場に15の新型車を投入すると発表している。