日立、ロンドンに設置した欧州鉄道研究開発センターが業務開始

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日立製作所の欧州現地法人・日立ヨーロッパは、欧州における鉄道システム事業の支援と現地主導による研究開発の強化に向けイギリス・ロンドン市内に設置した欧州鉄道研究開発センターの業務を開始した。

同センターでは、欧州市場向けの鉄道車両のデザインや保守・製造技術、信号システム、運行管理システムなどの研究開発を行う。

鉄道システム事業は、日立の注力事業の一つ。欧州では2012年7月に、日立レールヨーロッパ社が英国運輸省の都市間高速鉄道計画につき、日立が出資する特別目的会社「アジリティ・トレインズ社」を通じ正式契約を締結、さらに8月には英国ネットワーク・レール社より、列車運行管理システムのプロトタイプを受注するなど事業を拡大している。

今回、業務を開始した「欧州鉄道研究開発センター」は、「輸送・エネルギー・環境研究所」内の一部門として鉄道システム関連事業の技術支援、研究開発を行う専門組織。今後、日立が英国に建設を予定している鉄道車両の生産拠点にも、同センターのスタッフを駐在させる予定。

日立は、同センターを中心に、鉄道システムにおける現地主導の研究開発体制を強化し、欧州での事業拡大に取り組んでいく。

《纐纈敏也@DAYS》

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