日本GPリタイアのペレスは「なかなか意欲的」…マクラーレン

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
マクラーレン代表のマーティン・ウィットマーシュ
マクラーレン代表のマーティン・ウィットマーシュ 全 2 枚 拡大写真

鈴鹿の日本GPをリタイアで終えたセルジオ・ペレスについて、マクラーレン側は特に気にしてはいないとコメントした。来季からのマクラーレン加入が決まっているとは言え、他チームの関係者が他チームのドライバーに好意的な言及をするのは珍しい。

ペレスが2013年マクラーレンのドライブを正式に発表して以来、最初のレースが鈴鹿。この日、ザウバーのチームメート、小林可夢偉はF1キャリア初の3位ポディウムという大戦果を挙げたが、ペレスはトラブル続きで最後はハミルトンとバトル中にヘアピンでリタイアした。

マクラーレン代表のマーティン・ウィットマーシュは、ペレスの経験値に決して幻想を抱いてはおらず、今後、彼の能力を引き出すのはチームの務めであることはわかっていると語る。

「なかなか意欲的だと思ったよ。鈴鹿の、1回目のオーバーテイクは良かった。2度目のはちょっと失敗だったかもしれないね。しかし、あらためてレースをしながらチャレンジする意欲のあるドライバーを手に入れたと思っている。ダイヤモンドの原石をサーキットでカットすると例えても良く、来季以降は非常にやりがいのある仕事なるだろうと感じている」

ペレスの所属先であるザウバーのモニシャ・カルテンボーンも、彼のファイトには否応なしに慣れさせられたと語る。

「セルジオが非常に感情的な性格の持ち主であることと、経験があまり豊かでないことは充分に認識しています。つまりごく一般的なヤングドライバーであって、彼を雇うのならそれを受け入れて、その中からベストを引き出すことを考えるべきでしょう」

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る