トヨタ伊勢常務、中国でのレクサス「元のように戻るし、もう少し上にいけるのでは」

自動車 ビジネス 海外マーケット
トヨタ自動車・伊勢清貴常務役員
トヨタ自動車・伊勢清貴常務役員 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車の伊勢清貴常務役員は、尖閣諸島問題を巡り中国で日本製品の不買運動が表面化していることについて、販売が正常化すればレクサスブランドも「もとのように戻るし、もう少し上にいける」との見通しを示した。

伊勢常務は10月11日に都内で開いた新型レクサス『LS』の発表会後、一部報道陣に対し「レクサスは中国に(車両を)輸出してやっていて本当に認められてきている。しかもハイブリッドもしっかり売れ出した。かつ中国の若いお客さんも来ている」と説明。

さらに「今後、中国も燃費規制が強くなる。そうすると我々レクサスもハイブリッドをしっかり売っていきたい。実はこうなる前にハイブリッドもけっこう売れていたので、そういう意味でレクサスに対する良さというのは本当に認めて頂いているのではないかと思っている」と分析。

その上で「本当にこういう状況さえなくなれば、もとのように戻るし、もう少し上にいけるのではないかと思う」と述べた。ただ販売正常化のめどについては「正直いってわからない」と述べるにとどめた。

伊勢常務はレクサスブランド事業を統括するレクサスインターナショナルのプレジデントを兼務している。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る