【レクサス LS 改良新型】フラッグシップは最新のセーフティテクノロジーを搭載

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レクサス・LS
レクサス・LS 全 6 枚 拡大写真

マイナーチェンジしたレクサス『LS』は、最新のセーフティテクノロジーを採用しているという。

「事故を起こさない、事故に遭遇した時に被害を最小限にとどめるという考え方に基づき、LSでは最新のセーフィティテクノロジーを採用しています」と話すのは、レクサスインターナショナルチーフエンジニアの渡辺秀樹氏。「特に事故の発生は夜間が多いということもあり、昼夜を問わず、そして、クルマの周囲全ての安全確保に努めています」とし、「レクサスが提唱する統合安全コンセプトに基づき、新型LSでもパーキング、予防安全、プリクラッシュセーフティ、衝突安全、救助の各運転ステージで先進の安全装備を連携させ、世界最高レベルの安全性を追求しているのです」という。

その中でも衝突回避支援型プリクラッシュセーフティシステムは、大きく進化した。「このシステムは車両や歩行者に対する衝突事故の回避を支援します。前方の車両や歩行者、障害物に衝突する危険を認識すると、まず、警報によりドライバーの回避操作を促します。しかし、ドライバーの回避操作がない場合で、車両や歩行者との相対速度が時速40km程度であれば、自動ブレーキにより夜間でも衝突を未然に回避する世界トップの衝突回避性能を実現しているのです」

さらに、夜間での安全確保のため、アダプティブハイビームシステム(AHS)を搭載。「これはハイビームで走行することを基本とし、先行車や対向車に対して自動的に遮光をすることで、相手のドライバーを眩惑させることなく周囲の視認性を大きく向上させるシステムです」。そのほか、新搭載のブラインドスポットモニターは、「走行中にドアミラーで確認しにくい斜め後方に存在する車両をレーダーで検知し、ドアミラーのインジケーターに点灯させて注意を喚起します。そうすることで、車線変更時などの衝突事故を予防するものです」と説明し、高度な安全性を追求していることを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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