【レクサス LS 改良新型】熟成の極みと核心の融合がテーマ

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新型レクサス・LSとレクサスアンバサダーの森理世さん
新型レクサス・LSとレクサスアンバサダーの森理世さん 全 6 枚 拡大写真

レクサスは10月11日、フラッグシップの『LS』をマイナーチェンジ。同日より発売した。

「LSは1989年のレクサスブランド誕生とともに歩み続けてきた、レクサスを代表するかけがえのないモデルです」とは、レクサスインターナショナルチーフエンジニアの渡辺秀樹氏の弁。

「今回このフラッグシップであるLSを新しくするにあたって、実際に世界中のユーザーや多くの販売店の方に意見を聞き、徹底的な改良を加えました。その結果、主要部品の半分に相当する約3,000点の部品を全く新しくすることになりました」といい、その結果、「スタイル、インテリア、パフォーマンスとも熟成の極みと核心の融合をテーマに、LSが本来持つポテンシャルをすべて引き出すべく、大幅な進化を遂げています」とした。

そのフロントは、「レクサスの新しいアイデンティティでもある、スピンドルグリルが際立つようにフードやフェンダーのデザインを変更して、スピンドルグリルを囲みこむように融合させています」。さらに、「リアにもスピンドル形状を採用し、低重心、かつ、ワイド感を強調。数多くのLEDを用いたランプで新たなデザイン表現にもチャレンジしました」

インテリアは、「フラッグシップに相応しいインターフェイスの考えのもと、水平基調のデザインのインストルメントパネル中央には、12.3インチのワイドディスプレイを配し、操作性を向上させたリモートタッチを新たに採用して、運転に集中できる環境を整えました」と説明する。

また、「使用する素材やその加工は細部にもこだわり、匠の技と最新技術を融合させています」という。具体的には、「日本的価値観と先進性を融合させた、バンブーや縞木をはじめ、レクサスならではの高品質で上質な仕上げを施しています。オーナメントパネルやステアリングに新たに採用した縞木は、薄い板材を重ね合わせて、独自の模様を表現しています。特にステアリングの製造には38日を要するこだわりの逸品です」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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