【国際航空宇宙展12】最新鋭ステルス戦闘機 F-35…操縦シミュレーターを用意か

航空 テクノロジー
日本への導入が決まった最新鋭のステルス戦闘機『F-35』
日本への導入が決まった最新鋭のステルス戦闘機『F-35』 全 7 枚 拡大写真

2016年から航空自衛隊が導入することが決まったロッキード・マーチン製の最新鋭ステルス戦闘機『F-35』だが、国際航空宇宙展の同社ブースは各種ミサイルであるとか、光学センサーの展示が中心で、F-35のアピールは「ほとんどない」と言ってもいいほど。

ブースの一角に航空自衛隊仕様の塗装を施したモデルが展示されているが、これ自体は今夏の横田基地友好祭でも展示されていたものと同様。来場者にノベルティとして配られているピンバッチもまったく同じものだ。

しかし、これはあくまでも一般の来場者に対しての話。航空自衛隊の関係者であるとか、日本国内に拠点を持つ防衛産業の幹部がブースへ来場した際には、F-35の操縦席を模したシミュレーターが置いてある秘密の部屋に案内しているようだ。同じようなことは4年前に横浜で開催された国際航空宇宙展の会場で欧州の軍・産複合企業であるEADSが行い、この際には『ユーロファイター・タイフーン』の売りこみを行っていた。

一般の来場者はもちろん、プレス関係者であっても立ち入りが許されないが、ドア上の表示を見て、「おお、ここが例の…」と思うことは自由だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  2. 元世界王者レイニー、34年ぶりのラグナセカを特別なヤマハ『XSR900 GP』で駆け抜ける
  3. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  4. ルノー、新型SUV『ボレアル』発表…世界70か国以上に投入へ
  5. プロが教える“失敗しない”キャリパー選びと注意点~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る