【メルセデスベンツ CLS シューティングブレーク 発表】スポーツクーペツアラーという新カテゴリー

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メルセデスベンツ・CLS 63 AMG シューティングブレーク
メルセデスベンツ・CLS 63 AMG シューティングブレーク 全 6 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本は10月12日、スポーツクーペツアラーという全く新しい独自のコンセプトを持つ『CLSシューティングブレーク』を発表、発売を開始した。

この名称について関係者は、「1960年代、イギリスの貴族がクーペスタイルの乗用車に、余暇を楽しむための道具を載せるラゲッジスペースを設定し、それをシューティングブレークと呼んでいたことに由来しています」という。そしてCLSシューティングブレークは、「このコンセプトを踏襲しつつもスタイリングと高い利便性を融合した、スポーツクーペツアラーとして全く新しいモデルとして完成したのです」と述べた。

エクステリアデザインの特徴は、「テールゲートの傾斜と一体化した流麗なルーフラインと、力強いキャラクターラインの相乗効果により、エレガンスとダイナミズムを両立しています。また、フルLEDのハイパフォーマンスヘッドライトと、リアコンビネーションランプの独創的なデザインが存在感を一層際立たせています」と話す。

また、「インテリアには随所に最高級の素材を贅沢に使用し、エクスクルーシブな室内空間を構成しています。リアには3名の乗車スペースがあり、後方まで伸びたルーフラインにより、サイドウインドウの面積が拡大しました。ヘッドスペースにも余裕が生まれたことで、開放感あふれる室内空間となっているのです」とした。そのラゲッジスペースは、「最大1550リッターの大容量を誇り、アメリカンチェリーの木目に、スモークドオークのストライプが美しいdesignoウッドフロアは、ひとつひとつが手作業で組み立てられ、ラゲッジルームにもクラフトマンシップがあふれるこだわりの仕様となっています」とする。

また、CLS550シューティングブレークには前輪45%・後輪55%の比率でトルクを分配するフルタイム4輪駆動システムの4マチックを採用。様々な路面状況において優れた動力性能と、高い安全性を発揮していると語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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