【F1 インドGP】第一の懸念は通関遅延

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
F1インドGP(2011年)
F1インドGP(2011年) 全 4 枚 拡大写真

韓国GPに続く第17戦が開催されるインドでは、税関手続きの煩雑さや不透明さが顕著なため、ぎりぎりのタイミングで送られるアップデートパーツのサーキット到着遅延が懸念されている。各チームは遅延のリスクを押してもインドにアップデートを用意するのか、思い切ってアブダビにターゲットを向けなおすべきかの判断を迫られているという。

フェラーリのマッシモ・リボラは、金曜日の韓国で次のように語った。

「気がかりな問題ではありますね。インドGPの場合は、パーツの後送を極力避ける方向でファクトリーのロジスティクスを立案しています。後送パーツがレースまでに届かないリスクがあるためです。問題はこれだけではありません。インドに一旦持ち込んだ機材が、次のレース地に運び出せない可能性もあります。はっきりいってギャンブルですよね」

マクラーレンのパディ・ロウは、韓国からのオフィシャル貨物便で運び込む方法が最もリスクが少ないと語る。

「輸送に関して一番やっかいなレースがインドですから、われわれはカルネ(無税通関手帳)の手配に慎重を期すわけです。韓国からインドに直行する貨物機にすべて積み込む以外になく、ファクトリーからの直送は非常に難しいと判断しています」

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る