【WEC 第7戦 富士】アウディにペナルティ、天候が一波乱をもたらすか…5時間経過

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
アウディR18 e-tronクワトロ
アウディR18 e-tronクワトロ 全 24 枚 拡大写真

スタートから3時間43分を経過したところでアウディに致命的な通達が出された。周回遅れのアストンマーチンをヒットし、スピンさせた事によるペナルティが出されたのだ。

このピットでのストップ&ゴーのペナルティーによってアウディ1号車は周回遅れに陥った。トヨタにはますます追い風が吹いてきたわけだ。

アウディの1号車と2号車は順位を入れ替える。158周が経過したところでトップのトヨタはガス・チャージのためのピット・ストップをこなす。1分02秒7も掛かったが、もはや十分なリードがある。

続いて162周目にアウディ2台が揃ってピットに入った。相変わらずトヨタよりも1スティントあたり5周多く走っているが、それが今後生きてくるのかは疑問だ。

ピットを出て2周後の164周でアウディ1号車が同2号車を抜き、2位3位の順位が戻った。トヨタは189周目に6回目のピットに入る。この間にアウディがトップを奪うも、両車の差は30秒を切っており、さらに次のピットで奪回されるのは確実。このペースでレースが進むとトヨタがトップを走るタイミングでチェッカーが振られることになる。

しかし、レース半ばから空を雲が覆い始めた。4時間18分を経過したころからコースの複数の地点からレイン・レポートも入ってきた。ウェット路面でのクワトロの走りを見てみたい気もするが、それではあまりにトヨタが可哀想か。

《重信直希》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る