三菱重工など、日本郵船向け次世代型自動車運搬船2隻を受注…省エネ技術で燃費改善

船舶 企業動向
日本郵船向け自動車運搬船
日本郵船向け自動車運搬船 全 2 枚 拡大写真

三菱重工業は、今治造船と共同で、日本郵船向けに次世代型自動車運搬船を2隻受注し、近く正式契約すると発表した。

同運搬船は、全長200m、幅35m、深さ38m、積載自動車台数約7000台。泡の力で船底と水の抵抗を低減させる独自技術「三菱空気潤滑システム(MALS)」など、各種環境負荷低減機器を搭載。Over Panamax船型(パナマ運河を通過できる最大船型)を採用して大型化し、最新の省エネ技術を搭載することで、従来船型に比べ搭載車両1台当たり約30%の燃費改善を見込む。

完成は2015年の予定。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る