【実燃費ランキング】アクア が首位、燃費達成率は67%…9月

エコカー 燃費
9月の実燃費ランキングではトヨタ アクアが23.7km/リットルでトップ、カタログ燃費達成率は67%だった(e燃費)
9月の実燃費ランキングではトヨタ アクアが23.7km/リットルでトップ、カタログ燃費達成率は67%だった(e燃費) 全 12 枚 拡大写真

燃費管理アプリ『e燃費』/『カーライフナビ』に投稿された実燃費データから、2012年9月の燃費ランキングが明らかになった。トップは前月同様にトヨタ『アクア』で23.7km/リットルだった。かつての燃費王者『プリウス』は5位に転落、「第3のエコカー」台頭もあり、エコカーの世代交代が見られる結果となった。

現行車種の実燃費トップ10は以下の通り。2012年9月、1か月の間に『e燃費』/『カーライフナビ』に投稿された実燃費データを参照している。

1位:トヨタ アクア…23.7km/リットル
2位:スズキ アルトエコ…22.7km/リットル
3位:ダイハツ ミライース…22.3km/リットル
4位:トヨタ iQ…21.5km/リットル
5位:トヨタ プリウス…21.2km/リットル
6位:レクサス CT200h…20.8km/リットル
7位:スズキ MRワゴン…20.1km/リットル
8位:ホンダ インサイト…20km/リットル
9位:トヨタ プリウスα…19.5km/リットル
10位:ホンダ フィットハイブリッド…19.4km/リットル

スズキ『アルトエコ』、ダイハツ『ミライース』が熾烈な2位争いを繰り広げる中、アクアが頭ひとつ分抜きん出た。夏の暑さが尾をひきエアコン使用が多かったためか、例年ほどの伸びはないが、1位アクア、2位アルトエコは8月比で1km/リットル程度燃費が伸びている。

一方で、話題になっている「カタログ燃費達成率(乖離率)」に目を向けてみると、アクアは67%、アルトエコは75%、ミライースは75%の達成率だった。ハイブリッド車はガソリン車と比べ、カタログ燃費との乖離が大きい傾向にある。

トップ10以内で達成率が80%を越えた車種は、トヨタ『iQ』とホンダ『インサイト』のみだった。

絶対的な燃費では国産車に軍配があがるものの、達成率で見ると輸入車勢の健闘が目立つ。フォルクスワーゲン『パサート ブルーモーションテクノロジー』が達成率80%で輸入車中トップ、燃費も14.1km/リットルとミドルサイズワゴンとしては好成績となっている。

フォルクスワーゲンは9月、欧州ブランドの軽自動車ともいえる『up!』を発表した。カタログ燃費(JC08モード)は23.1km/リットルと同ブランド史上最高。国産車が独占する燃費ランキング上位に嵐を巻き起こすか、要注目だ。

『e燃費』/『カーライフナビ』はiPhone、Androidに対応。車種別ランキング、リアルタイム投稿情報もチェックすることができる。

・『e燃費』iPhone版アプリをiTunesでダウンロード
・『e燃費』Android版アプリをGoogle Playでダウンロード
・実燃費ランキングを『e燃費/カーライフナビ』で調べる

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る