【光岡 雷駆-T3 発表】側車付軽二輪車で型式認定…従来の扱いと異なる点も

自動車 ニューモデル 新型車
光岡自動車 雷駆-T3
光岡自動車 雷駆-T3 全 6 枚 拡大写真

光岡自動車が10月18日に発売する三輪電気自動車『雷駆-T3』は、排気量250cc以下の側車付軽二輪車として型式認定を取得している。このため公道を走ることができるが、法規制や制度、構造面などで通常の側車付軽二輪車と異なる点がいくつかある。

そのひとつが運転免許。「この車を運転するには普通自動車免許が必要になる。逆に自動二輪車の免許では乗れない」と光岡自動車の光岡進会長は解説する。

その一方で運転者、同乗者とも「ヘルメットは要らない」という。また通常の側車付軽二輪車の場合、乗用のため積載を前提としていないが、雷駆-T3は定員2名、最大積載量100kgという仕様で型式認定を取得しているため、2名乗車で100kgまでの荷物を運ぶことができるのも特徴。

さらに雷駆-T3はリチウムイオン電池を搭載しモーターで後輪を駆動させるが、「デファレンシャルで左右の後輪が動く」という点も通常の側車付軽二輪車とは異なっている。なお保険は自賠責、任意保険ともに「250ccのスクーターと同じ扱い」という。

雷駆-T3の価格は129万5000~143万5000円。小口配送事業者向けに2013年3月までに50~100台の受注、生産を見込んでいる。

《小松哲也》

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