トヨタ iQ のEV、米国ではカーシェアリングにも活用

エコカー EV
サイオン iQ EV(日本名:トヨタ eQ)
サイオン iQ EV(日本名:トヨタ eQ) 全 7 枚 拡大写真

トヨタ自動車が9月24日に発表した『iQ』をベースにしたEV、『eQ』。同車の米国仕様、サイオン『iQ EV』は、米国ではカーシェアリング用車両として導入されることが分かった。

画像:サイオン iQ EV

これは10月17日、トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売が明らかにしたもの。「サイオンiQ EVを、大学や都市部のカーシェアリングプログラムに導入する」と発表したのだ。

もちろん、米国向けのiQ EVにも日本同様、企業や官公庁向けのフリート車として導入されるモデルがある。しかし、それ以上に米国トヨタ販売が重視しているのが、カーシェアリングでの活用である。

米国トヨタ販売のクリス・ホステラー副社長は、「現時点でのEVは、コストや航続距離などの利便性に課題がある。iQ EVは、短距離走行のアーバンシティコミューターに特化したEVだ」と話す。

米国トヨタ販売は合計90台のiQ EVを導入し、そのうちの何割かをカーシェアリングプログラムに割り当てる計画。パートナーとなる大学名などに関しては、後日発表するとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  2. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  3. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  4. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  5. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る