トヨタ iQ のEV、米国ではカーシェアリングにも活用
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これは10月17日、トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売が明らかにしたもの。「サイオンiQ EVを、大学や都市部のカーシェアリングプログラムに導入する」と発表したのだ。
もちろん、米国向けのiQ EVにも日本同様、企業や官公庁向けのフリート車として導入されるモデルがある。しかし、それ以上に米国トヨタ販売が重視しているのが、カーシェアリングでの活用である。
米国トヨタ販売のクリス・ホステラー副社長は、「現時点でのEVは、コストや航続距離などの利便性に課題がある。iQ EVは、短距離走行のアーバンシティコミューターに特化したEVだ」と話す。
米国トヨタ販売は合計90台のiQ EVを導入し、そのうちの何割かをカーシェアリングプログラムに割り当てる計画。パートナーとなる大学名などに関しては、後日発表するとしている。
《森脇稔》