信号に従った交通違反車に追跡のパトカーが突っ込む

自動車 社会 社会

15日午後10時ごろ、大分県大分市内の市道で、一時停止を無視した乗用車の追跡を開始したパトカーが、次の交差点で赤信号を遵守して停止した同じクルマに追突する事故が起きた。双方の車両が小破したが、人的な被害はなかった。

大分県警・大分中央署によると、大分市生石付近の市道を同署員がパトロールしていたところ、一時停止を無視して進行する乗用車を発見。サイレンと赤色灯を使用した状態で追跡を開始した。

乗用車は約200mに渡って逃走したが、大分市王子町付近の交差点で赤信号に従って停止。後方から40km/hの速度で追走していたパトカーはブレーキが間に合わず、乗用車に追突したという。

この事故で双方の車両が小破したが、人的な被害は無かった。乗用車を運転していた37歳の女性は一時停止を無視した実感も無く、パトカーの追跡にも気づいていなかったようだ。

警察では「逃走車は止まらない」という思い込みと、前方不注視が事故につながった可能性もあるとして、パトカーを運転していた24歳の男性巡査から事情を聞いている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 外国人の運転免許証切り替えを厳格化、訪日観光客は申請不可に[新聞ウォッチ]
  2. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  3. 新型スバル『フォレスター』のエキゾーストをアップデート! ブリッツ「ニュルスペック・カスタムエディション」発売
  4. 車中泊のトレンドに変化あり? 乗用車ベースが伸びてくる可能性…キャンピングカーランキング 6月
  5. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る