【ジャパンカップ12】大観衆3万8000人の前で疾走…クリテリウム[写真蔵]

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
【ジャパンカップ12】大観衆3万8000人の前で疾走…クリテリウム[写真蔵]
【ジャパンカップ12】大観衆3万8000人の前で疾走…クリテリウム[写真蔵] 全 27 枚 拡大写真

10月20日、栃木県宇都宮市の宇都宮市大通りでジャパンカップサイクルロードレースの市街地レース「クリテリウム」が開催された。主催者の発表によると、観衆は昨年を大幅に上回る3万8000人。

レースは終盤に別府史之(ORICA-GREENEDGE)が猛烈な追い上げを図ると、今年5月に引退しながらもこのレースにだけ現役復帰したロビー・マキュアンがこれを追う展開。そしてゴール直前のスプリントではヤロスラフ・マリチャ(TEAM SAXOBANK-TINKOFF BANK)が爆発的な最後の登りを駆け上がり、別府らを引き離して優勝した。

別府はレース後のイベントで「最後の追い込みでマキュアンに『フミ(別府の愛称)行け!』、といわれたので思わず行ってしまった。調子がよかったので2位に入れた。大観衆の応援が自転車選手の力になっている。明日のロードレースでも勝負に行く」とコメント。

マキュアンは「ジャパンカップに出るからには恥ずかしい結果にはしたくなかったので、3週間ほどこそっと練習していた。最後の500mでゴールスプリントになったとき、別府選手をみつけた。いま私はスプリントコーチをしているので、フミにコーチングしたというわけだ(笑)」と笑いを誘った。

優勝したマリチャは「非常に速い展開のレースだった。天気もよく、たくさんの応援を受けて楽しいレースができた。チームとしてもいい結果になってうれしいし、お客さんにも楽しんでいただけたレースだったと思う。来年ぜひとも参加したい」と速くも来年に向けた意気込みも。

21日には宇都宮森林公園周回コースにて、UCIアジアツアー・オークラスとしてジャパンカップ本戦が開催される。

《北島友和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る