【新聞ウォッチ】秋晴れのアクアライン、1万4000人が疾走

モータースポーツ/エンタメ 出版物

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年10月22日付

●景気「足踏み」倍増75% 119社アンケート。減速感鮮明に(読売・1面)

●さらば蒲田の踏切高架化が完了(読売・29面)

●野田内閣支持最低18%本社世論調査(朝日・1面)

●1万4000人海を走る、アクアライン初のマラソン(毎日・1面)

●デンソー2年ぶりV 女子駅伝中日本実業団(毎日・18面)

●大卒内定2年連続増、来春3.5%製造業は減少、本社調査(日経・1面)

●アジア企業戦略解剖、現代自動車、車生産、粗鋼から一貫、競争原理の維持カギ(日経・8面)

●レース出場の会社員が死亡、鈴鹿コース外で激突(日経・35面)

澄み渡った秋晴れの青空の下で、21日の日曜日は全国各地でさまざまなスポーツイベントが行われたが、千葉県木更津市と川崎市を結ぶ東京湾アクアラインでは初の「ちばアクアラインマラソン」が開催された。約1万4000人のランナーが参加し、普段は車以外は走ることができない海上の橋を風を切って疾走した。

きょうの朝日、毎日、産経、東京が、1面の中央にカラー写真を掲載。東京を除く各紙がヘリからの空撮で、折り返し地点の海ほたるパーキングエリアを背景に、東京湾に浮かぶアクアラインが大勢のランナーで埋め尽くされたシーンを取り上げている。

東京湾アクアラインを走行したドライバーなら気づくことだが、橋の上は海風が吹きまくることが多い。風速10メートルを超えると転落防止のためアクアラインが使えなくなる恐れがあったが、この日の風速はほぼゼロ。天も味方をしてくれたようだ。

午前10時にスタートした大会はアクアラインを午前8時から午後2時まで通行止めにして実施。もっとも、次回の開催については、「規制による首都高の渋滞など目立ったトラブルはなかったが、来年以降の開催は交通規制や地域経済への影響などから未定」(東京)だそうだ。アクアラインはもとのはもと交通量が少なく、休日の昼間の6時間を閉鎖しても大きな混乱がないのは火を見るより明らか。

要するに、膨大な建設投資で不採算のアクアラインだけに、これ以上のリスクを避けたいというのが本音だろう。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  5. まずは街で最適解を出す! ダンパー減衰の基礎と“曲がる・止まる”が変わる実践チューニング~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る