公衆無線LAN利用者、2012年度末には個人利用者1000万人を突破

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公衆無線LANサービス利用者数予測
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 ICT総研は22日、公衆無線LANサービス(Wi-Fiサービス)市場に関する調査結果を発表した。

 それによると、公衆無線LANサービスの2011年度末(2012年3月末)利用者数は808万人、そのうち個人利用者は675万人、ビジネス利用者は133万人だったが、2012年度末には、個人利用者だけで1,000万人を突破し1072万人に、ビジネス利用者は202万人になり、総計で58%増の1,274万人に急拡大する見通しであることが明らかとなった。また今後も利用者数は毎年400万人以上のペースで伸び続け、2015年度には2011年度の3倍にあたる2,568万人に拡大すると予測された。

 一方で、ICT総研が実施したアンケート調査では、21,724人の回答者のうち、「公衆無線LANサービスを利用している」と回答したのは、全体の10.8%にあたる2,328人。このうち、スマートフォンユーザーが大半を占めていた。ただし、スマートフォンを保有していながら公衆無線LANを利用しないという回答者もスマートフォン利用者の75%に達している。

 携帯事業者別の満足では、昨年ICT総研が実施した公衆無線LANユーザーに対する満足度アンケート調査では、最高得点のNTT東西「フレッツ・スポット」ですら52.7ポイントに過ぎなかったが、今回のアンケート調査ではすべての事業者の満足度ポイントがそれを上回った。最高位はWi-Fiスポットの設置件数で他社を圧倒するKDDIとソフトバンクモバイルで、ともに62.0ポイントで同点首位。UQコミュニケーションズのUQ Wi-Fiも60.7ポイントで3位となっている。ドコモWiFiは、まだWi-Fiスポットが少ないことも影響して57.2ポイントにとどまった。

 さらに、2011年度に出荷台数3,722万台だった無線LAN対応モバイル情報端末は、2012年度に4,000万台を突破予定。今後もスマートフォンとタブレット端末の増加とともにWi-Fi対応端末は増え続け、2015年度には4,954万台に達する見通しだと、同調査では予測している。

公衆無線LAN利用者、2012年度末には個人利用者だけで1,000万人を突破……ICT総研が予測

《冨岡晶@RBB TODAY》

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