BASF、シートデザインコンペを開催…審査員に奥山清行氏など

自動車 ビジネス 企業動向
KEN OKUYAMA DESIGN代表の奥山清行氏
KEN OKUYAMA DESIGN代表の奥山清行氏 全 2 枚 拡大写真

BASFは、9月末に開催された「パリモーターショー2012」において、 同社初の試みとなる自動車シートをテーマとしたグローバルデザインコンペティションの開催を発表した。

コンテストは、自動車デザインと自動車シートの快適性を追求し、BASFの素材を活用した自動車シートのデザインコンセプトを広く募集するもの。審査は、工業デザイナーのコンスタンチン・グルチッチ氏、工業デザイナーでKEN OKUYAMA DESIGN代表の奥山清行氏、オートモーティブデザイナーのデーブ・リオン氏と、BASFのエンジニアリングプラスチック事業に携わる各地域の代表の計6人で行う。

グローバルBASFシートデザインコンペティション「sit down.move.」(シット・ダウン・ムーブ)と題する同コンペティションは、BASFのグローバルシートコンピテンスチームが、デザイナーの関心が高い素材の多くを保有・運用している、BASFのデザインユニット、designfabrik(デザインファブリック)とともに考案したもの。

昨今、自動車シートは、デザインと安全性、コスト面と機能、軽量化と省資源化、快適性と人間工学など、さまざまな要素を組み合わせなければならない複雑な材料システムとなっている。このような要件を満たす斬新なアイデア、コンセプトの提案を募集する。

入賞作品3点とそのデザインコンセプトは、 2013年3月に開催されるジュネーブ国際モーターショーで発表。賞金としてグローバルアワード(1人)には 6000ユーロ(約62万円)、リージョナルアワード(2人)には各3000 ユーロ(約31万円)が贈られる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る