アルパインは夏季の節電目標を達成したことを発表した。
同社は、事業活動における環境負荷軽減のため、7月1日からの3か月間を夏季節電取組み期間として、2010年度比5%の総使用電力量の削減を目指した活動を行なってきた。
節電取組みの一環として、9月から太陽光発電システムの稼動をスタート。新たに設置した約1000枚の太陽光発電パネルにより、年間で約20万kWhの購入電力削減効果を見込むほか、CO2の排出量を約60t削減する。
その他の取組みとしては既に導入しているLED照明の推進や、ゴーヤを育成する緑のカーテン、また窓の遮熱塗装など、さまざまな活動により、3か月間で2010年度比5%の削減を達成した。
原発事故以来、電力供給が万全とは言えない東北エリア(福島県いわき市)に本社機能を持つ同社は、さまざまな施策に取組むことで総使用電量を削減、節電に寄与するとともに、電力コストの抑制を目指す。