マツダ、新たな入門車を計画か…車名はマツダ1?

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マツダ2(日本名:デミオ)
マツダ2(日本名:デミオ) 全 2 枚 拡大写真

現在、エントリー車として『デミオ』(海外名:『マツダ2』)をラインナップしているマツダ。同社が、デミオの下に位置する新たな入門車を開発する可能性が出てきた。

これは10月18日、オーストラリアの自動車メディア、『Go Auto』が報じたもの。シドニーモーターショー12のプレビューイベントの会場で、同メディアの取材に応じたマツダの青山 裕大グローバル販売&マーケティング本部長は、「Bセグメント(デミオ)の下に位置するコンパクトカーを開発すべきかどうか、検討中」と明かしたというのだ。

マツダが考えている新たな入門車とは、どのようなモデルになるのか。それは、新興国に向けた低価格車というのが有力で、同メディアは「車名は『マツダ1』」と、レポートしている。

さらに注目すべきは、厳しいコスト削減が課せられる低価格車の開発において、「マツダは他社との協業を模索している」と同メディアが指摘している点だ。例えば、トヨタ自動車は欧州向けの入門車、『アイゴ』の開発をPSAプジョーシトロエンと共同で行い、プジョーは『107』、シトロエンは『C1』として販売し、成功を収めた。

となると、マツダと提携関係にあるフィアットとの協業の可能性も出てくる。マツダの青山 裕大グローバル販売&マーケティング本部長は同メディアに対して、「マツダ単独で、Bセグメントの下に位置するコンパクトカーを開発する経営資源はある」とコメント。その上で、「しかし、現状では検討すべき課題が多く、何も決定していることはない」と述べたという。

《森脇稔》

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