KDDIと住友商事、ジュピターテレコムを共同運営化…TOBを実施

自動車 ニューモデル 新型車
写真左から:KDDIの高橋誠代表取締役執行役員専務、住友商事の大澤善雄代表
写真左から:KDDIの高橋誠代表取締役執行役員専務、住友商事の大澤善雄代表 全 7 枚 拡大写真

 住友商事とKDDIは24日、共同記者会見を開催、両社でジュピターテレコムを50:50の共同運営化することで合意したと発表。今後、両社で公開買付け(TOB)を実施、買い付け価格は普通株式1株につき11万円となる。

【画像全7枚】

 TOBは2013年の2月上旬を予定。以降、夏頃にジュピターテレコム(J:COM)の上場廃止、秋頃にジュピターテレコム(J:COM)とJCNの統合を目指す。

 ジュピターテレコムは、「J:COM」ブランドで放送・通信サービスを提供する国内最大規模のケーブルテレビ統括運営会社。KDDI傘下のケーブルテレビ会社ジャパンケーブルネット(JCN)との統合後は、総加入世帯数が全国で480万となり、シェアは50%を超えるという。

 住友商事とKDDIの合意内容は以下の通り。

1.ジュピターテレコム(J:COM)に対して住友商事、KDDIで50:50の共同運営をする。
2.J:COMを非上場化。
3.KDDI傘下のケーブルテレビ統括運営会社である、ジャパンケーブルネット(JCN)を、J:COMと統合する。
4.KDDIがJ:COMを連結対象会社とする。

 記者会見に登壇した住友商事の大澤善雄専務執行役員は「昨年から協議して、両社一緒のタイミングで合意に至った」とし、KDDIの高橋誠執行役員専務は「CATVは1地域1ライセンス、提携は両社の発展に必ず寄与する」などと、語った。

KDDIと住友商事、ジュピターテレコムを共同運営化……TOBを実施

《椿山和雄@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る