見通しの良すぎる場所で出会い頭衝突、双方の運転者死傷

自動車 社会 社会

22日午前8時30分ごろ、熊本県熊本市南区内の市道で、交差点を進行していた軽トラック同士が出会い頭に衝突する事故が起きた。双方のクルマは道路に隣接する水田へ転落。一方を運転していた76歳の男性が死亡。もう一方の運転者も軽傷を負っている。

熊本県警・宇城署によると、現場は熊本市南区城南町付近。交差点に信号機は設置されていない。軽トラックは双方とも減速することなく交差点へ進入。そのまま出会い頭に衝突し、2台とも路外に弾き飛ばされた。

クルマは道路脇の水田に落下。一方のクルマを運転していた同区内に在住する76歳の男性は自力で車外に脱出したが、その後に意識を失って転倒。近くの病院へ収容されたが、事故から約19時間後に死亡した。もう一方のクルマを運転していた甲佐町内に在住する54歳の男性は一時車内に閉じ込められたが、後に消防が救出。足を打撲するなどの軽傷を負った。

現場は水田地帯の中にある見落としの良い交差点。一方に一時停止義務があった。警察ではコリジョンコース型事故の可能性も視野に入れながら、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型スバル『フォレスター』のエキゾーストをアップデート! ブリッツ「ニュルスペック・カスタムエディション」発売
  2. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  3. 車中泊のトレンドに変化あり? 乗用車ベースが伸びてくる可能性…キャンピングカーランキング 6月
  4. 著しい高速度で走行中に死亡事故、運転者に実刑を命じる
  5. 「1秒で着脱できる」バイク用インカム『H6』が新発売! 高音質で快適ツーリング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る